すべての記事 / 家づくり日記 / 土地探し / 2019.07.04

擁壁のある土地で気を付ける事(2)

②亀裂の入った擁壁
古い擁壁の場合には細心の注意が必要
どれほど頑丈に造られた擁壁でも、永久に機能を維持できるわけではありません。数十年経つうちに劣化が進む場合もあるでしょう。古い擁壁がある物件を検討するときには、特に注意してその状態を確認することが必要です。
しかし、比較的新しい擁壁でも亀裂やひび割れが生じている場合があり、「新しければ安心」というわけではありません。

写真②ひびが入った新しめの写真

比較的新しい擁壁でも、しっかりとチェックをすることが欠かせない
擁壁に亀裂やひび割れがあれば直ちに危険だと即断するべきではないものの、もしそれが目立つのなら、購入を決める前に建築家や地盤の専門家などに相談や調査を依頼する程度の慎重さは欲しいものです。

写真③間知石で日々の入った写真

擁壁の亀裂部分に草が生えていることも
また、擁壁の亀裂やひび割れを補修した跡があっても、中途半端な補修は根本的な解決には繋がりません。
写真 コンクリートモルタルに日々の入った写真
表面のコンクリート剥れも、その内部構造に問題のあることが…

写真モルタルを修復した擁壁の写真

亀裂やひび割れの補修跡にも要注意
もし、擁壁の造り直しが必要となったときには問題が大きくなりがちで、契約締結後、あるいは引き渡し後にそれが発覚すれば売主との間でトラブルへ発展することになるでしょう。
写真 擁壁の造成工事の写真
擁壁の補修工事は大掛かりになりがち
一方で、既存の擁壁を取り壊して車庫を造るような場合もあります。そのときは買主自身が事前に意識をして、工事費用の概算もあらかじめ把握しているでしょうが、逆に予期せぬ擁壁の補修工事で追加費用が発生すれば、資金計画が大きく狂うことにもなりかねません。
写真 低い擁壁の造成工事写真
低い擁壁でもそれなりのコストが……
擁壁の工事は、ただブロックを積むだけ、コンクリートを流し込むだけといったものではなく、想像以上にコストのかかるケースが多いものです。その高さや面積にもよりますが、工事費用が数百万円、あるいは1千万円を超えたり数千万円になったりする場合もあります。
写真大規模な造成工事写真
擁壁工事は想像以上に手間がかかる
一方で、擁壁部分が草木に覆われ、亀裂などがあるのかどうかがなかなか分からないケースもあります。あるいは、擁壁が高過ぎて逆によく見えないこともあるでしょう。
草の生えた擁壁の写真
擁壁の下部の状態が見えないことも

写真そびえたつ擁壁の写真

擁壁の高さがあり過ぎてよく分からないこともある
さらに、古い石積みの擁壁など、それが大丈夫かどうかさえ分からないものもあります。

玉石の擁壁の写真

購入しようとする住宅や土地に「擁壁(ようへき)」があるとき、その構造や強度に何らかの問題があっても外見からはなかなか分かりづらいことが多いでしょう。

 

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